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<コラム>休日のソウル市内ハイキング、城壁をつなぐ「漢陽都城」を歩く

工藤 和直    2019年5月17日(金) 23時0分

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「ソウル」は固有語で“みやこ”を意味する。李朝時代までは漢字で漢陽・漢城・京都と書いて「ソウル」と読んだ。

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「ソウル」は固有語で“みやこ”を意味する。李朝時代までは漢字で漢陽・漢城・京都と書いて「ソウル」と読んだ。現代の韓国・朝鮮語では漢字の訓読が廃止されたためハングルのみで表記する。1396年(太祖5年)、朝鮮王朝の都である漢城と外部との境界を示し、外部からの侵入を防ぐために全長18.6kmにも及ぶ城壁が築造された。漢陽都城(ハニャントソン)と呼ばれ、現存する世界の都城のなかでもっとも長く都城としての役割を果たしてきた。日本統治時代以降の開発のため、かなりの部分が破損されたが、発掘と復元事業により以前の姿を取り戻しつつある。最近では、都城全体の約70%が復元された。

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1396年、李成桂がまず着手したのが城郭の建設であった。当初は土の城壁であったが、15世紀になって石造りに改修された。(写真1)は遠くに南大門が見える当時の城壁だが、厚みもなく人の侵入を防止する程度であった。20世紀に入ると、ソウル近代化計画の一環として平地の城壁は撤去されてしまった。(写真2)は現在の南大門である。

ソウルの都市中心部は、“内四山”と呼ばれる山々によって囲まれている。内四山というのは、北に北岳山(342m)、東に駱山(125m)、南に南山(262m)、そして西に仁王山(338m)の4つの山を指す。ソウル城郭は、この4つの山を結んで一周するように建造されており、全長18.6kmに及ぶ。そして、城郭の内部と外部とが通行できるように東西南北に四大門を築き、更にそれぞれの四大門の間に四小門が建造されている。四大門は、北に北大門(粛靖門)・東に東大門(興仁之門)・南に南大門(崇礼門)・西に西大門(敦義門)からなり。四小門は、北西に北小門(彰義門)・北東に東小門(恵化門)・東南に南小門(光熙門)・南西に西小門(昭義門/昭徳門)から構成される。

これら4つの大門と4つの小門を結んだ“城郭歩きコース”がソウル城郭道「漢陽都城」である。ほとんどの門と城郭は、その跡地を残すのみであるが、城壁の上から600年前の王朝時代の面影と現代の大都市の姿とを併せ持ったソウルの姿を垣間見ることができる。健脚者は早朝から一日で都城を一周するが、筆者は4回にわたり完歩した。山上から見るソウルの高層ビルの合間に景福宮が見えたのが印象に残っている。8つの城門(写真3)はかつてあった昔日の姿である(北大門は新築された門)。

■筆者プロフィール:工藤 和直

1953年、宮崎市生まれ。1977年九州大学大学院工学研究科修了。韓国で電子技術を教えていたことが認められ、2001年2月、韓国電子産業振興会より電子産業大賞受賞。2004年1月より中国江蘇省蘇州市で蘇州住電装有限公司董事総経理として新会社を立上げ、2008年からは住友電装株式会社執行役員兼務。2013年には蘇州日商倶楽部(商工会)会長として、蘇州市ある日系2500社、約1万人の邦人と共に、日中友好にも貢献してきた。2015年からは最高顧問として中国関係会社を指導する傍ら、現在も中国関係会社で駐在13年半の経験を生かして活躍中。中国や日本で「チャイナリスク下でのビジネスの進め方」など多方面で講演会を行い、「蘇州たより」「蘇州たより2」などの著作がある。

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