Record China 2019年5月15日(水) 1時10分
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12日、南国都市報は、6歳の男の子が高速道路の入口で車から落下、父親は20キロ以上走行した後にようやく気が付いたと伝えた。資料写真。
2019年5月12日、南国都市報は、6歳の男の子が高速道路の入口で車から落下、父親は20キロ以上走行した後にようやく気が付いたと伝えた。
記事によると11日午後、海南省瓊楽高速道路の瓊中インターの入口で、6歳の男の子が不注意で自動車から落下した。しかし、自動車はそのまま高速道路に入って走り去ってしまった。ちょうど近くを通った若い女性がそのことに気が付き、男の子を電動バイクに乗せて近くの警察へ。警察は男の子を病院へ連れて行ったがかすり傷などの軽傷だったという。
警察によると、男の子を保護した時、ショックのためか自分の名前しか言えず、親の名前も一時的に忘れてしまっていたという。午後5時過ぎに父親の●(●は登におおざと、デン)さんが病院に到着、警察に謝意を表した。
父親によると、高速道路を利用して楽東へ行こうとしていたが、高速道路へ入る直前に息子が「おしっこがしたい」と言ったため、道端で用を足させた。息子は自分で後部座席に乗り、父親は自動車を発車させたという。
記者が「その時、子どもが車から落ちたことに気が付かなかったのか」と質問したところ、父親は「子どもが落ちたとは思いもしなかった。車を発進させたときに落ちたのでまだよかった。加速後に落ちていたら危なかった」と話した。
さらに記者が「いつ子どもがいないことに気が付いたのか?」と質問すると、「高速道路に入って20分ほどして、だいたい20キロ以上走ったところで、休憩しようとサービスエリアに入った。その時、子どもがいないことに気が付いた。高速道路では直接Uターンできないため、次のインターで引き返した」と答えた。
また父親は、「当日運転した車は借りた車で、後部ドアのチャイルドロックがかかっていないことを知らなかった。今後は十分に気を付けたい」とも述べている。そして、メディアを通して子どもを警察に届けてくれた女性を探し出し、直接感謝を表したいと語った。(翻訳・編集/山中)
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