2013年4月2日、中国映画「白髪魔女伝之明月天国」のクランクアップ発表記者会見が行われ、主演の女優ファン・ビンビン（范冰冰）と俳優ホアン・シャオミン（黄暁明）が出席した。網易娯楽網が伝えた。

【その他の写真】

1993年の映画「キラーウルフ/白髪魔女伝」のリメイク作。人気の武侠小説「白髪魔女伝」は、1970年代から何度も映像化されているが、3D映画は今回が初めて。昨年11月のクランクイン後、異常気象による豪雪や暴風雪、ホアン・シャオミンの足骨折とアクシデントが相次いだが、何とか予定通りクランクアップに漕ぎつけた。

「中国トップ美女」「最高のイケメン」と世間に認知されているビンビンとシャオミンの2人が共演したことでも話題だ。2人は以前から親しく、共演作もあるが、互いに主演としての正式な共演作はこれが初めて。撮影中、シャオミンを至近距離で眺めることが多かったビンビンは、「毛穴まで見ちゃった」とのこと。シャオミンのイケメンぶりと男らしい魅力は、「発電機」並みのパワーだったとか。

オリジナルの「キラーウルフ/白髪魔女伝」は、香港の俳優レスリー・チャン（張国栄）と、台湾の女優ブリジット・リン（林青霞）の主演作だった。そのイメージが色濃い作品だけに、2人にとっては大きな挑戦になったという。今年で逝去から10年目になるレスリーについて、「永遠の憧れ」と語るシャオミン。レスリーをコピーすることも、超えることもできないので、あくまで彼をお手本に自分なりの人物像を作ろうと挑んだという。前作と比較して、3D映画ということで視覚効果もパワーアップしているほか、ストーリーや人物構成の一部にも手を加えている。（翻訳・編集/Mathilda）