「日本は自殺大国」は誤り?日本メディアの指摘に中国ネットの反応は

Record China    2019年5月7日(火) 13時0分

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5日、環球網の中国版ツイッター・微博アカウントは、日本メディアが「日本は自殺大国という情報はうそ」だとする文章を中国向けに発表したと伝えた。資料写真。

2019年5月5日、環球網の中国版ツイッター・微博アカウントは、日本メディアが「日本は自殺大国という情報はうそ」だとする文章を中国向けに発表したと伝えた。

記事は、日本メディアの中国向けサイトで5日に発表された文章を紹介。文章は「インターネットの恐ろしい点は、ある国に関する誤った情報が瞬時に他国に伝わってしまうことだ」としたうえで、世界保健機関(WHO)による各国の10万人あたりの自殺者数データを取り上げ、2016年の日本は18.5人と世界で14番目であり、1位リトアニアの31.9人、2位ロシアの31人、4位韓国の26.9人に比べるとはるかに少ないほか、フランスや米国など欧米の先進国に比べても決して高い水準ではないと説明している。

文章はまた、「日本は自殺大国という誤った認識が中国で生まれたものではなく、日本で生まれて中国に伝わったものである」との見解を示すともに、その背景には「日本のネット上に日本社会に対する不満、政府の自殺防止対策の不十分さに対する批判が渦巻いていることがある」と解説した。

この件について中国のネットユーザーは「これはお互いさまだな。互いに傷つけあってる感じがする」「見たところ、どの国にも社会の不満をネットにぶちまける人たちがいるようだ。同じだね」「こういった誤解は、日本に対してネガティブな映像作品や小説が多いことも関係しているのではないか」といった感想を残している。

また、「それでも、日本の自殺率は決して低くはないと思うが」「世界で14番目なら、自殺大国と言えるのではないか」という疑問の声も出た。(翻訳・編集/川尻

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