2019年5月6日、参考消息は昨年度の中国企業による日本企業への投資や買収がこの5年で最高水準になったと伝えた。

記事は台湾・旺報の4日付報道を引用。日本の民間企業に関する最新調査で、昨年度に中国企業が行った日本企業の買収や日本企業への出資案件は59件で、前年度に比べて22％増加し、過去5年間で最も多くなったと紹介した。

昨年度の中国企業による日本企業の買収や日本企業への出資には、遠影集団による日産自動車傘下のリチウム電池企業AESCの買収、香港の投資ファンド覇菱亜州投資によるパイオニアの買収などが含まれるとしたほか、中国企業による日本の中型企業や大学によるベンチャー企業への投資も目立ったと伝えている。

記事はまた、この状況は今年度に入っても持続しており、近ごろではジャパンディスプレイが増資を行い、中国の嘉実基金管理有限公司などから出資を受けたと紹介した。（翻訳・編集/川尻）