南海の巨大珍魚、870万円でお買い上げ―広東省湛江市

Record China    2007年4月5日(木) 15時17分

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2007年4月1日、広東省湛江市の漁師が49kgもの黄唇魚の大物を釣り上げた。その後、市内のレストランが58万元(約870万円)で買い上げた。

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2007年4月1日、広東省湛江市の漁師が49kgもの黄唇魚の大物を釣り上げ、市内のレストランが58万元(約870万円)で買い上げた。3年前に48kgが約340万円で買われたのが最高値だったが、今回その記録を塗り替えた。

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別名、金銭魚と呼ばれるほどで、これほどの高値が付くのには理由がある。この魚は東シナ海から南海に生息する体長1mから1.5mの深海魚。視力が悪いため、漁師が仕掛ける餌に食いつくことがない。漂流中に偶然網にかかればラッキーといわれている。肉は美味で、浮き袋は胃病の薬になり、えらは産後の肥立ちや不妊治療の特効薬となるなど、中国では大変珍重されている。

レストランのオーナーは、1000万円出しても惜しくない、この魚が入った、というだけで珍しがってお客さんが来てくれるし、身は1kgあたり3万円で売った後、浮き袋は自分用に残しておけるから、とホクホク顔だ。浮き袋も過去に100gあたり4万円の値段がついたというから、魚一匹でもこれほどの大ニュースになるわけである。(翻訳編集・WF)

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