北京市交通警察、大気汚染対策で鼻孔フィルターを導入へ―中国

Record China    2013年3月17日(日) 8時20分

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15日、大気汚染対策として、北京市交通警察に鼻孔フィルターが導入される見込みであることが分かった。

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2013年3月15日、新華社によると、イタリアHSD社はローマで13日、北京市科学技術委員会と砂塵防護技術に関する提携合意書に調印した。同社は自社製の鼻孔フィルター「Sanispira」、および粉塵防護技術を中国に提供する。

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合意内容によると、HSD社は北京に12万個の鼻孔フィルターを提供する。これらの商品はまず交通警察や清掃員など、大気汚染による影響を受けやすい現場のスタッフに提供され、その使用効果を測定する。試用で高い効果が得られれば、HSD社は北京市において1個1元(約15円)で同商品を販売する。

HSD社の総裁は、「テレビで北京のスモッグを知り、中国で当社商品を普及させようと思い立った。当社が生産する鼻孔フィルターは、EUの医療用品認証と人用防護設備認証を獲得している。通常ならば、空気中のPM2.5−10の極小粒子状物質(花粉やチリダニを含む)を効果的に吸着することができる。同商品は花粉アレルギー予防用として、このほどイタリアで発売された」と説明した。

同社はまた、関連する粉塵防護特許技術を基礎とし、家庭暖房排煙ろ過装置、自動車排ガスろ過装置、建築物内の空気循環粉塵ろ過装置などの製品を、北京市と共同開発する計画だ。

北京市科学技術委員会を代表し調印式に出席した伍建民(ウー・ジエンミン)氏は、「北京市は同技術の導入後に試験を行い、中国人の特徴と需要に基づき改善を行い、さらに異なる業界の汚染の特徴に基づき関連商品を開発し、大気汚染問題の解決に貢献する」と表明した。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)

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