2013年3月13日、環球時報（電子版）によると、米華字紙・僑報は11日、「米観光業の振興に中国人の招致は欠かせない」と題した記事を掲載した。2012年に海外旅行に出かけた人は世界全体の人口の7分の1にあたる10億人に上ったが、米国を訪れた人はわずか6600万人で、その消費額は1680億ドル（約15兆9600億円）でしかない。

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観光業を振興させるにはまず最も人口の多い国がどこかを見定める必要がある。その国の人々が米国への旅行を希望しているか、また十分な消費力があるかという点で、中国はそのいずれの条件も満たしている。

それでも中国から観光客が来ないとすれば問題は米国にあることになる。中国人観光客を招致するための基本的な対応は単純で、ビザの手続きを簡略化することやその費用を引き下げ、さらにカジノ利用者を優遇する措置を取ることや航空券を割り引くことも期待を現実に変える手助けになるだろう。（翻訳・編集/岡田）