2013年3月10日、“天性の歌姫”と呼ばれる台湾の人気歌手（黄麗玲）が、初の台北アリーナコンサートを開催した。中時電子報が伝えた。

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2008年にリリースしたアルバム「天生歌姫」にちなみ、“天性の歌姫”と呼ばれるA-Lin。10日、デビュー7年目にして初の台北アリーナ公演「Feel-Lin演唱会」を開催した。1万3000枚のチケットは発売と同時に完売。デビュー当初、ライブの観客がわずか3人だったこともあるという悲しい記録を持つだけに、感慨深いステージになったようだ。

厚みのある音域と高い歌唱力で、台湾の歌姫アーメイ（張恵妹）の“後継者”とも言われたが、今やライバル的な存在にまで急成長した。台湾の原住民族出身で、バーや酒場で下積みを重ねてきたという点も、アーメイとバックグラウンドが酷似している。

そんなA-Linにとっての悲願が、台湾版グラミー賞こと「金曲奨」で最優秀女性歌手賞を獲得することだ。アーメイの場合これまで4度ノミネートされ、5度目でやっと受賞に漕ぎつけている。A-Linは昨年までに3度ノミネートされており、今年こそ念願の受賞を果たすのか、ファンも期待を寄せている。（翻訳・編集/Mathilda）