Record China 2013年3月7日(木) 22時16分
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7日の参考消息(電子版)によると、自民党の高村正彦副総裁は、日中関係の改善を図るため、5月にも韓国で開催予定の「日中韓サミット」の際に、日中首脳会談の実現に期待していると話したことが分かった。資料写真。
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2013年3月7日の参考消息(電子版)によると、自民党の高村正彦副総裁は記者団に対し、日中関係の改善を図るため、5月にも韓国で開催予定の日本・中国・韓国の3カ国による「日中韓サミット」の際に、日中首脳会談が実現することに期待していると話したことが分かった。中国新聞網が伝えた。
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高村副総裁は「現在開催されている中国の『両会(全国人民代表大会・全国政治協商会議)』で人事案件が全て決まったあとが、日中関係を改善する最良の時期である」と述べ、両国関係の改善に向けての取り組みについて、「水面下で様々な努力を続けてきた。ある程度の進展があることを期待したい」と話している。
高村副総裁は3月1日、テレビ番組で、「5月の日中韓サミットに向け、多方面からの調整を進め、サミット期間中の日中首脳会の実現に努める。これは両国首脳会談の開催を促進するチャンスであり、一刻も早く取り掛かるべきだ」と話していた。
また、高村副総裁は6日、「安倍晋三首相も中国の指導者も、両国の交流が途絶えるという異常な事態の改善を望んでいる」と強調した。
外務大臣を歴任してきた高村副総裁は、自民党内でも親中派として有名で、長きにわたり、日中友好議員連盟の会長を務めている。2012年末、安倍首相は自民党の新総裁に選出されると、高村氏を副総裁に任命した。安倍首相のこの人事は、高村副総裁の中国問題における人脈と知識を見込んだものと言われている。そして昨年末には、高村副総裁に直筆の親書を持たせ、特使として中国に派遣すると安倍首相は宣言している。
2013年に入ると、日中の友好的な交流を望む多くの人々が、関係改善のために中国を訪れている。公明党の山口那津男代表は、安倍首相から親書を託され、1月に訪中した。村山富市元首相と加藤紘一日中友好協会会長らも1月末に中国を訪れ、唐家セン元外相と会談し、日中の関係改善に向けて意見交換を行った。いずれも訪中後には口を揃えて、「日中関係は一刻も早く新たな局面を切り開く必要があり、日中首脳会談の早期実施を望む」と話している。(翻訳・編集/XC)
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