2019年4月4日、中国メディアの中国新聞網は、中国の女子バスケットボール練習場に掲げられていた日本代表の写真が「ついに取り外された」と報じた。

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2015年のアジア選手権で日本に2度敗れて以降、練習場の壁には日本代表が勝利の喜びを爆発させている2枚のパネル写真が掲示されてきた。それが4日、昨年のアジア大会で8年ぶりに優勝した際、ワールドカップで6位に入った際の中国代表の記念写真に掛け替えられたという。

あえて日本代表の写真を掲示することで選手たちの闘争心を鼓舞してきた許利民（シュー・リーミン）監督は「この成果から達成感を得るとともに、さらに高い目標に向かってまい進してほしい」と写真を掛け替えた理由について語っている。

中国のネットユーザーは「恥を知ることは勇に近し、だな」「臥薪嘗胆だ」「中国の女子バスケは素晴らしい」といった感想を残した。一方で「もっと早く掛け替えるべきだったのでは」との意見もある。

しかし、最も多かったのは、女子バスケではなく男子サッカーに関するコメントだった。「男子サッカーだったら、写真が掲示しきれないだろうな」「スタジアムどころか、地球を一周しそうだ」「男子サッカーは（負けた相手ではなく）勝った相手の写真を掲げればスペースに困ることはないだろう」など、「もしもこれが男子サッカーだったら」といった形式による嘲笑や批判が続々と書き込まれている。こうした状況に、「コメント欄をのぞいてみたらサッカー代表が集中砲火を浴びていて笑った」と感想を残すユーザーもいた。（翻訳・編集/川尻）