Record China 2013年3月5日(火) 17時2分
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4日、中国の国産大型旅客機C919が2014年末の初飛行を目指し、生産段階に入った。量産体制に入れば、市場を独占しているボーイングやエアバスに対抗することになる。写真はC919の模型。
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2013年3月4日、中国全国政治協商委員で国産大型旅客機C919の設計責任者である呉光輝(ウー・グアンフイ)氏は、2014年末の初飛行に向けてC919が生産段階に突入したと語った。前贍網が伝えた。
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C919が量産体制に入れば、中国の国産旅客機が世界の航空市場に参入することになる。呉氏によれば、すでに380機の受注があり、2016年に耐空証明を取得すれば、随時発注元へ納機するという。C919は中国が独自に設計、開発した大型旅客機で、標準飛行距離4075km、飛行速度は毎時828km、最大離陸重量72.5t、最大機体寿命は9万飛行時間。スタンダードタイプは全席エコノミー使用で168席、ミックスタイプで156席になっている。
C919には新しい素材や電子系統を導入。国際民間航空機の規制や耐空性基準をクリアし、燃料消費量を抑え、旅客輸送容量にかかるコストを抑えるなどの経済性に優れている。また、機内は広く座席もゆったりとしており、各種設備も充実させ、快適な時間を提供。新型エンジンは騒音や汚染物質の排出量の基準を満たしており、環境保護の面も向上している。
第8回珠海航空ショーでは、国内外6社から計100機のC919を受注。ボーイングやエアバスが独占している世界の航空市場に、将来「中国の国産大型旅客機が殴り込みをかける」と、海外メディアは伝えている。(翻訳・編集/本郷)
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