Record China 2019年4月3日(水) 0時50分
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1日、中華網は、日本の航空自衛隊がF-35の飛行隊を結成したことについて、日本が将来アジア最大規模のステルス戦闘機を持つ可能性があると伝えた。写真はF35-A(航空自衛隊HPより)。
2019年4月1日、中国メディアの中華網は、日本の航空自衛隊がF-35の飛行隊を結成したことについて、「日本が将来アジア最大規模のステルス戦闘機を持つ可能性がある」と伝えた。
記事は、先日、F-35ステルス戦闘機12機からなる航空自衛隊第302飛行隊が青森県の三沢基地で発足し、将来的には同機の保有数を20機まで増やす予定であるとした。また、時期を同じくして、ノルウェー製のJSMステルスミサイルの購入を検討しているとの情報も流れたと紹介した。
その上で、「F-35AとJSMミサイルのコンビネーションにより作戦能力は大幅に高まり、水上艦や地上の目標を正確に攻撃できるようになる」と説明。一方で、「F-35Aは作戦半径が935~1240キロと短く、主に防御的な対艦作戦に用いられることになる」とし、「自衛隊はさらに米国から未来の艦載機用に42機のF-35B戦闘機の購入を模索中だ」と伝えている。
また、「現時点では弾倉が小さいF-35BにJMミサイルを搭載することはできないが、今後の改良によって同ミサイルが同機の条件を満たすようになる可能性が高い」とも説明した。
さらに、「自衛隊はJSMミサイルを購入する計画があるほか、国産のXASM-3超音速対艦ミサイルの開発も進めており、こちらはF-2戦闘機への搭載が見込まれる」と紹介。「これにより、まずXSAM-3を搭載したF-2戦闘機が敵方のレーダーや防空火器を引き付け、その間にF-35が持つJSMミサイルが敵の防御を破って攻撃を加える作戦が可能になる」との見方を伝えた。
記事は最後に「105機のF-35Aと、42機のF-35Bの配備が整えば、日本はアジアで最大規模のステルス戦闘機保有規模となる。その際、自衛隊はまだ自衛隊と名乗っているだろうか、それとも誰かによって新たな定義を与えられているだろうか」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻)
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