2019年3月25日、環球網は、韓国の男性グループBIGBANGの元メンバーV．I（スンリ）のスキャンダルについて、中国のファンが冷静な見方を示していると報じた。

記事は、近ごろV．Iをめぐり、自身が経営に関わっているナイトクラブで性取引が行われていた疑いが浮上し、V．Iについても性取引や薬物使用などの疑惑がかけられ、たちまち世論の注目を浴びたと紹介。18日には文在寅（ムン・ジェイン）大統領が警察と検察に徹底調査を要求したと伝えている。

そのうえで「依然、多くのファンがV．Iを擁護する態度を示しているが、ここまで事件が進展したことで、すでにファンによる訴えだけではどうにもならない状況になった」とし、10年ファンを続けているという中国人女性が「雲の端から谷底に突き落とされた。心は痛むけど法律に違反する行為には断固反対する」と語ったことを紹介した。

また、別の女性は「V．Iの事件で、BIGBANGと同じ事務所のアイドルのことがとても心配。影響がなければいいけど」と不安げな表情を浮かべたという。記事は「大部分のファンが非常に理性的な姿勢を持っている。どれほど熱中したとしても、法律や道徳のボトムラインに触れれば、ファンたちは情け容赦なくファンをやめるのである」と評している。（翻訳・編集/川尻）