Record China 2019年3月21日(木) 17時20分
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今月19日から東京・新宿御苑の入園料(大人)が、200円から500円に引き上げられた。華字メディア・日本新華僑報網によると、日本人と中国人からは異なる声が上がっている。資料写真。
今月19日から東京・新宿御苑の入園料(大人)が、200円から500円に引き上げられた。華字メディア・日本新華僑報網によると、日本人と中国人からは異なる声が上がっている。
環境省は今年1月、新宿御苑の入園料を200円から500円に引き上げると発表した。値上げは1994年以来25年ぶり。日本のメディアは値上げの理由の一つに外国人来園者の増加を挙げ、「来園者250万人のおよそ半数が外国人。案内板の多言語化や外国語を話せるスタッフの手配、外国語研修などの費用にも充てる計画」などと伝えた。
記事は、新宿御苑の値上げで「思い出されること」として、昨年10月に報じられた問題を紹介。元職員の男性(73)が、「外国語が話せず怖かった」として外国人客から入園料を徴収せず、未徴収額が2014~16年で約2500万円に上ったとされる。
今回の値上げについて、日本新華僑報網の記者が在日中国人の男性に聞いたところ、「新宿御苑の桜は外国人観光客に一番有名。200円はすごくリーズナブルだったので、500円に引き上げられても許容範囲内。花見客は(値上げによって)減ることはないんじゃないかと思う」と語った。一方、近くに住む日本人からは「高過ぎる。子どもを連れてよく来ていたが、今後は来る回数が減るかもしれない」との声が出ているという。(翻訳・編集/北田)
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