<レコチャ広場>中国の役人たちよ、日本人から「恥を知る心」と「責任感」を学ぶべき―中国

Record China    2013年2月21日(木) 12時26分

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20日、中国の著名な時事評論家・風青楊氏はブログに「中国の役人は日本の役人から何を学ぶべきか?」と題した記事を掲載した。写真は11年7月、浙江省温州市で発生した鉄道事故。

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2013年2月20日、中国の著名な時事評論家・風青楊(フォン・チンヤン)氏はブログに「中国の役人は日本の役人から何を学ぶべきか?」と題した記事を掲載した。以下はその内容。

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この世で日本ほど中国人に複雑な感情を呼び起こす国はないだろう。日本は中国にとって仇敵であり、友人でもある。日本は中国の学生であると同時に先生であり、怒りの対象でもあるが親しみの対象でもある。拒絶しても、なおも強烈に引きつけられる国だ。

ここでは日本人の「責任感」と「恥を知る心」について話をしよう。以前、鳥インフルエンザが流行した時、感染した鶏を流通させた養鶏場の経営者夫婦が自殺した。残された遺書には「たいへんご迷惑をかけました」という言葉が記されていた。中国ではメラミン入り粉ミルクやスーダンレッド(発がん性のある有害な着色料)、痩肉精(赤身肉を増やすための化学薬品)に下水油(下水を再生して作った油)など、国民の生命を危険にさらした事件が数多く発生しているが、「私の責任です」と名乗り出た人間が1人でもいただろうか?ましてや「申し訳ない」と自殺した人などいるはずもない。

もう1つ例を挙げよう。2011年、当時のJR北海道の中島尚俊社長が失踪。数日後に同氏の遺体が発見され、自殺と断定された。遺書には同年5月に発生した脱線事故について反省の言葉がつづられていた。浙江省温州市で発生した高速鉄道事故では、当局の責任者はどんな態度を取っただろうか?しかも報道官は救出活動を打ち切った後に女児が救出されたことについて「奇跡としか言いようがない」と述べている。あれほど重大な死亡事故を起こしておきながら、鉄道部の高官は平然と高給を受け取り、恥ずかしいとか申し訳ないとかいう気持ちはこれっぽっちも感じていない。

日本人は職務を遂行する際に、自分の名誉と信用を担保にしている。日本人にとって名誉は命より大事なのだ。日本の総理大臣はころころ変わるが、彼らのように正々堂々と辞職する中国の指導者を見たことがない。日本経済に追いつくことはできても、制度上の遅れはわれわれにとっての致命傷だ。北京や上海などの大都市の建設は東京と比べても遜色はない。だが、空気や水がこれほど汚染され、国民13億人の生命が脅かされているにもかかわらず、誰も責任を負わず、有効的な具体策も取られていない。(翻訳・編集/本郷)

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