Record China 2019年3月21日(木) 18時50分
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18日、ロシア紙のロシースカヤ・ガゼータはこのほど、「乗客にとって最も危険な旅客機」として、ボーイング737JT8Dなど5機種を取り上げた。資料写真。
2019年3月18日、中国メディアの参考消息網によると、エチオピア航空が運航する米ボーイングの新小型旅客機「737MAX8」が10日墜落し、乗客乗員157人全員が死亡したことを受け、同型機の運航を停止する動きが世界的に広がる中、ロシア紙のロシースカヤ・ガゼータはこのほど、「乗客にとって最も危険な旅客機」として、ボーイング737JT8Dなど5機種を取り上げた。
それによると、BusinessWeekがアセントビジネスコンサルティングのデータを使用してまとめた「乗客にとって最も危険な旅客機のリスト」に名前が上がったのは、ボーイング737JT8D、エアバスA310、マクドネル・ダグラスDC-9、ボーイング727、ツポレフ154だ。
記事は、ボーイング737JT8Dについて「このアンチランキングのトップに立っている」とし、「1967年から88年まで製造されたボーイング737の最初のモデルの一つだ。わずか50万7000時間の間隔で致命的な事故が起きている。先進国のほとんどの国では早々にスクラップされた」などと紹介した。
エアバスA310については「2019年2月現在、全世界で計11機が事故で紛失し、9回ハイジャックされた。事故で命を失った人数は計830人に上る。09年6月にはイエメン航空のエアバスA310が海に墜落し計152人が死亡した。1983年から98年まで計255機が製造された」などと伝えた。
マクドネル・ダグラスDC-9については「飛行時間1069万時間に1回の割合で致命的な事故が起きている。計276回の事故のうち145回は胴体の減圧によるものだった。死者数は計3697人。1965年から82年まで製造された」などと紹介した。
ボーイング727については「飛行時間230万6000時間に1回の割合で致命的な事故が起きている。1963年から84年まで計約2000機が製造され、うち114機が事故を起こし、乗客と地上にいた偶然の犠牲者を含む約4000人が死亡した。90年代に入ると大手航空会社はこの時代遅れのモデルを廃止するようになり、その多くは政府用や民間用となった」などと伝えた。
ツポレフ154については「長い間ソビエトとロシアの民用航空の主力であり続けた。計72機が事故で墜落し、計3263人が死亡した。犠牲者数が最大の墜落事故は85年7月にウズベキスタンのウチュクドゥク付近で起き、乗客乗員200人全員が死亡した」などと紹介した。(翻訳・編集/柳川)
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