2013年2月16〜17日、朝日新聞による最新の全国世論調査で安倍晋三首相の支持率が62％に上ることがわかった。前年末の政権発足時の支持率59％よりやや上がっている。

【その他の写真】

このニュースは、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトに開設された同紙のアカウントで紹介され、中国人読者の反響も呼んでいる。中には鋭く冷静な意見も散見された。

「日本の政局もこれで安定するといいね。いつもすぐに総理大臣が変わっているし」

「小泉さん以降初の人気総理、そして長命内閣になるかもね」

「敗戦国は軍隊を持ってはいけません、だからお騒がせ国家と言われるのです」

「もともとお騒がせ民族だろう、日本人は」

「日本は健全な体制を持つ珍しい国。ただし、自国の軍隊もなく無残に去勢されて、万事とも米国の顔色をうかがうようになってしまっている。脱亜入欧を目指しても、地理的に難しい」

「日本は法制度も社会体制も健全。政府が国民の生活を向上させる能力がなかったとしても、庶民はよい生活を送れる」

「中国共産党の顔色伺いをしなければ支持率は上がる。小泉さんは退任時も60％近くの支持率があった。民族主義も濃厚だな！」

「日本は右傾化路線をアピールすればよいわけだ！」

「中国の存在が安倍の支持率を支えている」

「安倍さんは主に国内政策で支持を得ているんだよ。尖閣問題との関係はあまりないって。彼が就任する前も後も、尖閣問題はとくにエスカレートしてないだろ」

「日本の新聞を読めばわかる。尖閣問題なんてあまり記事になってない。日本人にはあまり関心のない問題なんだ。国家首脳の支持率というものは、総合的にジャッジされるものなんだよ。もちろん、経済政策は最優先だけど」

「首相が国民を満足させなければ引きずり降ろされる。日本人は望むような政府を自ら選ぶことができるんだ」

「さて、中国共産党の支持率はどのくらいかな？」(翻訳・編集/愛玉)