中国経済の高成長、秘密は「いびつな人口性比」にあり!女性少なく、頑張らざるを得ない独身男―米メディア

Record China    2013年2月19日(火) 8時40分

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15日、米CNNは記事「孤独な独身男はいかにして中国経済の成長を助けるのか」を掲載した。中国のいびつな人口性比が、実は中国経済の高成長を後押ししていたという。写真は広州の住宅展示場。

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2013年2月15日、米CNNは記事「孤独な独身男はいかにして中国経済の成長を助けるのか」を掲載した。17日、財経網が伝えた。

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人口性比が極端にアンバランスな中国。結婚適齢期の男性と女性の比率は1.15対1で男性が多い。かくして結婚相手を見つけるために独身男たちは過酷な競争を繰り広げている。その競争こそが中国の高成長を後押ししているとの見解を米コロンビア大学の魏尚進(ウェイ・シャンジン)教授が発表した。

現在の中国では、数の少ない女性が条件のいい男性を選べる立場にある。その時にポイントとなっているのがマイホームを持っているかどうか。もはや不動産の購入は結婚のための前提条件のようなもの。独身男たちは必死で家を買うためのお金をためている。

この独身男たちのマイホーム購入熱が中国不動産市場を活性化している。昨年、魏教授が他の研究者と共同で発表した報告によると、中国主要35都市の不動産価格上昇要因の48%は性比不均衡に由来していた。

そればかりではない。過去10年間、中国経済は年10%に近い高成長を続けてきたが、このうち2%分は性比不均衡に由来しているという。中国の1人当たり収入が上がるにつれ、成長ペースは鈍化すると一般的には予測されているが、魏教授は中国のいびつな人口性比が景気を下支えすると予想している。(翻訳・編集/KT)

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