Record China 2013年2月16日(土) 12時32分
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15日、中国の抗日戦争ドラマの粗製乱造が話題となっている。検閲を通過しやすいこともあって、抗日戦争ドラマが量産されているが、新鮮味のない作品が大量生産されていることに不満を覚える視聴者も多い。写真は2009年公開の映画「南京!南京!」。
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2013年2月15日、中国の抗日戦争ドラマの粗製乱造が話題となっている。検閲を通過しやすいこともあって、抗日戦争ドラマが量産されているが、新鮮味のない作品が大量生産されていることに不満を覚える視聴者も多い。鳳凰ブログのある記事は「抗日戦争ドラマを戦争の促進剤とすることなかれ」と題して苦言を呈している。
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2012年、中国の衛星テレビチャンネルのゴールデンタイムに放映されたドラマは200本余り。うち70本が抗日戦争ドラマだという。
いかに中国人の期待に応えるジャンルとはいえ、過剰な誇張は避けるべきであろう。抗日戦争の英雄を神話化するとともに、日本の侵略者をばか扱いし簡単に「殺せる」ように描くのはいかがなものか。
中国は30年間以上にわたる高成長を続け世界第二の経済大国になったとはいえ、今後もまだまだ軍事力を強化し、国民生活を向上させなければならない。この手のドラマで国民感情をあおり、国家外交を硬直化させるのはいかがなものか。抗日戦争ドラマが戦争の促進剤となってはならないのだ。(翻訳・編集/KT)
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