Record China 2019年3月10日(日) 7時40分
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7日、韓国・中央日報によると、韓国政府が米航空宇宙局の進める月軌道プラットホームゲートウェイ建設計画への参加を公式に発表した。資料写真。
2019年3月7日、韓国・中央日報によると、韓国政府が米航空宇宙局(NASA)の進める月軌道プラットホームゲートウェイ(LOP‐G)建設計画への参加を公式に発表した。
記事はLOP‐Gについて、現在運営中の国際宇宙ステーション(ISS)の代わりとなり、今後の月・火星有人探査の前哨基地となる「次世代ISS」と説明している。科学技術情報通信部巨大公共研究政策課のチョ・ナクヒョン課長は「韓国はISSの建設に参加できなかったが、今回はNASAが韓国天文研究院や韓国航空宇宙研究院がMOUを締結できるとの意向を伝えてきた」と明らかにした。航空宇宙研究院のファン・ジニョン責任研究員は「世界各国がLOP‐G建設に参加するので、今後の宇宙開発分野における国際協力の基本フレームが作られる」とし、「韓国も初期から参加しなければ国際宇宙開発の流れに乗り遅れる可能性があるため、こうした計画は必須だ」と話したという。
一方、今年予定されていた韓国製静止軌道衛星「千里眼2B号」と次世代中型衛星1号の打ち上げは、機体の一部に不具合が確認されたため、来年に延期されている。
これに、韓国のネットユーザーからは「あらゆる国際プロジェクトに韓国も必ず参加すべき。G7主導の国際プロジェクトならなおさら」「国際的なプロジェクトに名を連ねることが先進国への近道になる」「税金はこういうところに使うものだ。先進国に遅れ、子孫が苦労しないように」「宇宙開発は未来の国を支えるもの。絶対に他の国に負けてはならない」など、プロジェクトへの参加に賛成する意見が数多く寄せられている。また、「これを始めれば、急速に中国や日本に追いつく気がする」と期待を寄せる声も。
一方で「こういうニュースを見るたびに歴代の大統領が無駄にした税金が悔やまれる」と指摘する声や、「宇宙よりも先に、韓国の失業率解決のためにお金を使ってほしい」との主張も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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