Record China 2013年2月11日(月) 16時54分
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7日、巳年の春節が目前に迫り、「よその家の子」という漫画がネットで大ヒット、多くのネットユーザからの「ツッコミ」が入っている。
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2013年2月7日、巳年の春節(旧正月、今年は2月10日)が目前に迫り、「よその家の子」という漫画がネットで大ヒット、多くのネットユーザからの「ツッコミ」が入っている。多くのネットユーザが中国版ツイッター・微博で「親から『よその家の子』と比べられた経験から、小さい頃から『よその家の子』が自分の宿敵だった」と訴え、この「神様のように絶対に越えられなかった相手」に対する恨みをぶちまけている。新華網が伝えた。
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「よその家の子」にツッコミを入れる人がいる一方、少し前にやはりネットで流行した「沿道で拍手する子供」という文章を想い出したネットユーザもいるだろう。この文章の内容はいたってシンプルだ。著者には1人の娘がいる。娘は12歳、50人のクラスメートの中で、試験の成績がいつも中の中(23番前後)なので、あだ名を「23番」という、ごくごく普通の子供だ。だが、この娘さんは「人に対して親切で、いつも人助けをする」「信頼できる」「決して怒らない」「誰とでも仲良くする」などの理由から、クラスメート全員から好かれ、特別な存在になっている。著者は自分の娘が「英雄」になったと思ったが、当の本人は意外にも、「英雄が道を通る時、沿道には必ず英雄に拍手を送る人がいる。私は英雄になんかなりたくない。私は沿道で拍手する人になりたい」と言った。
文章は「この世には子供のころに英雄になろうと志していても、結局は平凡な民衆になる人がどれだけ多いか。健康で、毎日の生活にささやかな楽しみを見出し、自分の良心に背かずに生きていくのなら、子供たちが善良な一般庶民になるのも良いではないか」と締めくくられている。
ほとんどの親は子供が出世することを望むあまり、子供に「目標を高く持ち、それに向かって努力する」ことを要求する。子供が親の期待に届かなかった時には、ひたすら子供を責め立てるだけで、「よその家の子はあんなに素晴らしいのに、うちの子ときたら」と優秀な子供と比べるたけで、子供自身の気持ちを聞くことなど全く忘れている。
ネットユーザー「湘雅漫遊」さんは、「われわれ父母は子供との対等なコミュニケーションを何よりも重視し、子供が直面する圧力をうまく調整してやらなければならない。さらに、『子供に盲目的な英才教育を押しつけていないか?』『愛という名のもとに自分の願望を子供に無理強いしていないか?』を自問自答し、反省すべき点は反省しなければならない。子供の自主性を尊重しているかどうか、子供が『沿道で拍手する子供』であることを心から受け入れているかどうかについて、家庭で冷静に振り返る必要がある」とコメントした。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)
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