Record China 2019年3月6日(水) 21時30分
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香港フェニックステレビの日本駐在記者・李●(リー・ミャオ、●は水3つ)氏は4日、中国版ツイッター・微博アカウントで知人の日本人ママの生活を紹介。ネットユーザーから反響が寄せられている。資料写真。
香港フェニックステレビの日本駐在記者・李●(リー・ミャオ、●は水3つ)氏は4日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントで知人の日本人ママの生活を紹介。ネットユーザーから反響が寄せられている。
李氏は、「知り合いの女性はフルタイムで働いている。夜8時過ぎに帰宅するので、夫や子どもに夕食を作ってあげられず、毎朝4時に起きて洗濯と掃除をし、朝ご飯を作り、晩ご飯を準備して冷蔵庫に入れ(電子レンジで温めてすぐ食べられるもの)、7時に家を出る。この前会った時には、『会社(勤務地)が遠くなったので3時半に起きるようになった』と話していた」と投稿した。
この投稿に、ネットユーザーから600件を超えるコメントが寄せられており、李氏もそれに回答している。最も多かったのが、「旦那は負担してくれないの?」「大変すぎるでしょう。もっと楽にやる方法はないかな。夫は平然としているの?」「何てことだ。夫婦が共働きなら、家事は分担してやるべき」といったコメント。中国では日本に比べて男性が家事を率先してやるとも言われているためだ。
李氏はこれに対して、「日本では、女性は子どものころから“心を込めて料理を作る”ことを教えられる。今でも男性は台所に立たず、食卓で料理が出てくるのを待っていることが多い。雑誌などで取り上げられる多くの働く女性も、家事はおろそかにしない」と返信している。
また、「お手伝いさんを雇ってご飯を作ってもらえばいい」という声に対しては、「私は子どもの頃、お手伝いさんに晩ご飯を作ってもらっていた。そのことを言うと、(日本の)ほかのママたちは『ママの手作りのご飯が食べられなくて子どもがかわいそう』という表情を浮かべる」と説明した。
さらに、「外で何か買ってくればいいんじゃない?」という意見には、「私の周りでは、外で朝食を買っている家庭は見たことがないし、朝食を売っている店も多くない(中国には朝食を売る屋台などが多い)。自分で作った朝食でないと、違った目で見られる。幼稚園でも時々、けさ何を食べたかを絵に描かせることもあるし、私立の小学校の面接でも『けさ何を食べましたか』と聞かれることがある」と解説した。
ネットユーザーの多くが日本人男性の家事負担の少なさを指摘する一方で、「中国のフルタイムで働いているママもだいたい同じような感じだよ。朝早く出て、夜遅く帰る。それでもやらなきゃいけないことは減らない」「私は6時に起きて朝食を作ってから仕事に出かけ、午後6時に退勤して帰宅し晩ご飯を作る。トイレ掃除もするし、子どもの宿題も見る。夫も手伝ってくれるけど、基本は私の方がやることが多い」といった声も寄せられ、少なからぬ賛同を得ている。(翻訳・編集/北田)
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