F22の対Su35勝算は9割、中国が米国に対抗するにはJ20に頼らざるを得ない―中国メディア

Record China    2019年3月5日(火) 17時0分

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4日、新浪軍事は、実戦では米国のF22戦闘機にロシアのSu35戦闘機は到底及ばず、中国はやはりJ20で対抗する必要があるとする記事を掲載した。写真はSu35。

2019年3月4日、新浪軍事は、実戦では米国のF22戦闘機にロシアのSu35戦闘機は到底及ばず、中国はやはりJ20で対抗する必要があるとする記事を掲載した。

記事は「Su35が2度、F22をロックオンしたという情報が画像付きでシリアから伝わってきた。この情報に尾ひれはひれが付き、Su35はかなりの確率でF22に勝てるという話になってしまった。しかし、実際は決してそんなに簡単な話ではない」とした。そして、2回のロックオンのうち1回は近距離で接近してのもの、もう1回はF22が給油訓練中のものだったとし、いずれも実戦においてはまず実現されないシチュエーションだと指摘している。

その上で、F22はアフターバーナーなしで長時間超音速飛行ができるスーパークルーズ能力に加え、Su35を大きく上回る高速旋回能力を持っており、全体的な機動性における両機の差は歴然としていると説明。さらに、F22はステルス性を備えていること、高性能なレーダーで遠距離から標的を発見できること、そして米軍のパイロットがロシア軍に比べて非常に厳しい訓練を受けていることから「Su35にほぼ勝ち目はない」とし、「米軍からは9割方、F22が勝利するとのシミュレーション結果が出ている」と伝えた。

記事は、「もし、Su35の地位をJ20より高いとみて、将来の戦争においてF22やF35などの強敵に相手にSu35を盲目的に投入すれば、必ずや大損することになる。そのため、中国空軍はSu35に対して盲目的な自信を持つことなく、その位置付けを正しく行うことが大切だ」と主張した。(翻訳・編集/川尻

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