Record China 2013年1月28日(月) 13時39分
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27日、中国国防部の発表によると、同国内で地上配備型弾道ミサイルの迎撃実験が行われた。国防部は「国防目的であり、特定のいかなる国を想定したものではない」と説明しているが、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトにはさまざまな見方が。資料写真。
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2013年1月27日、中国国防部の発表によると、同国内で地上配備型弾道ミサイルの迎撃実験が行われた。実験は技術的なもので、当初に予定していた目標を達成したという。国防部は「国防目的であり、特定のいかなる国を想定したものではない」と説明しているが、国営メディア新華社の28日付の報道によると、インターネットでは一般市民から「核実験に劣らない意義ある成果」との評価が出ているという。
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同記事によると、過去に同様の実験を行ったのは、中国のほかに米国と日本のみ。中国は2010年1月に初の迎撃実験を行っている。
“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトには、これに対して数多くの反響が出ている。今にも核実験を実行に移すかと見られている北朝鮮をけん制するためのものという見方と、同じく27日に迎撃ミサイル発射実験を行ったばかりの米国に対抗するものとの見方が拮抗しているようだ。もちろん、尖閣問題がいまだ解決をみない日本への措置とする意見もある。以下、代表的な意見。
「北朝鮮に対する威嚇かもね」
「諸外国の内政に干渉しないという中国の方針は、北朝鮮を野放しにしてしまったようだ。すでに統制が聞かない状況になっているようだから、方針転換も視野に入れた方がいいかもしれない」
「今回の実験は大陸間弾道ミサイルに対するものだから、北朝鮮を想定したものではない。明らかに米国だろう」
「米国が実験して我々もすぐに同じ実験に入った。気分は爽快」
「尖閣を守ろう!」
「日本野郎、これでもまだのさばり続けるつもりか」
「27日に米国が迎撃実験をして、すぐに追随した中国。大国の力比べがはじまったようだが、日本はその中に含まれる“大国”ではない」
「これは『我が国の周辺でむやみに挑発行為を繰り返すな』という米国への警告であり、『やたらに無茶をするな』という日本への警告であり、『お前の兄貴分を忘れるな、兄貴はまだお前を守れる』という北朝鮮へのメッセージである」
「実験に使われたのは国産設備かロシア製設備か、それが最も気になる」
「けん制行為は実際の軍事行動以上に意味ある行動だ」
「自重する時は自重すべきでも、声をあげるべき時はしっかり声をあげよう。いつまでもやられっぱなしではいけない」
「いかなる国家に対するものでもないというのが最大の注目点だな」(翻訳・編集/愛玉)
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