2013年1月25日、中国新聞社によると、米国で中国へ留学生10万人を派遣するための基金が24日に設立された。この計画は2010年に発表され、米国人の中国留学を促進し、2014年までに10万人の中国への留学を実現させ、米中間の民間交流を深めるという目標を掲げている。

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米国務省で設立式が行われ、ヒラリー・クリントン国務長官や張業遂（ジャン・イエスイ）駐米中国大使などが出席した。クリントン長官は祝辞で米中関係の将来は両国の若者が担っていると話し、相互に交流し、理解と信頼を高めることは米中関係の促進のみならず、両国の利益になるはずだと述べた。

資金面では2012年にフォード財団が100万ドル（約9000万円）を設立資金として出資することを発表しており、2013年1月には中国系の米国企業家・方李邦琴（ファンリー・バンチン）さんも100万ドルを寄付することを明らかにしている。そのほか、民間から1500万ドル（約13億5000万円）の寄付も集まっており、中国政府も計画を支援するという。（翻訳・編集/岡田）