Record China 2019年2月20日(水) 10時20分
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19日、韓国・聯合ニュースは「『改正日本輿地路程全図』を地理学的に見ると、むしろ日本が『独島は韓国の領土』だと認識していたことが分かる」との主張が出ていると報じた。写真は竹島。
2019年2月19日、韓国・聯合ニュースは「日本政府が独島(日本名:竹島)を日本固有の領土とする根拠としている『改正日本輿地路程全図』を地理学的に見ると、むしろ日本が独島は韓国の領土だと認識していたことが分かる」との主張が出ていると報じた。
記事によると、この主張は、東北アジア歴史財団独島研究所のイ・サンギュン研究委員と忠北(チュンブク)大学のチェ・ジェヨン研修研究員によるもので、同財団が出版した新刊に掲載されている。
「改正日本輿地路程全図」は地理学者の長久保赤水が作成した、日本初の経緯線入りの刊行地図。これまでの研究では竹島の彩色と経緯線が注目されてきたが、両著者は「1779年版とは異なり、1846年版では独島が彩色されているが、鬱陵島と釜山も彩色されている」と、版によって異なることを指摘。色の有無より、明確な韓国領である鬱陵島と同じグループとして独島が表現されている点に注目すべきだと述べている。
また、この地図には海岸に沿って線が引かれ、距離が記録されており、この「距離を示す線」にも注目すべきだと強調している。千葉県から270キロメートル離れた青ヶ島や、島根県隠岐諸島にも距離線が引かれているが、鬱陵島と竹島にはそれがないという。「独島までの“距離線”は東北アジア歴史財団が所蔵する1791年版だけでなく、1846年版にもない」と説明し、「独島に線がないということは、日本が自国の領土だと認識していなかったという根拠になる」と主張しているという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「独島はずっと韓国の領土だった。それが真実なのに、証拠を探し続ける必要があるか?」「独島が韓国のものだという証拠はあふれかえっているが、最も確実な証拠は、今、韓国が専有しているということ。当然のことを何度も言うのは、もううんざりだ」「国防部は口先だけじゃなく、強硬な対応をすべき」「こっちは相手にする価値がないと考えているのに、日本は自分の領土だという理由を示し続けている。韓国政府は対策を講じるべきだ」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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