Record China 2007年3月30日(金) 10時9分
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個人向け資産運用・資産管理業務を開始した中国銀行個人銀行部。増え続ける富裕層を顧客にしている。
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2007年3月28日、中国銀行は、北京市と上海市で個人銀行部門の営業を正式に開始したと発表した。個人銀行とは、いわゆる富裕層のための銀行で、すでに中国銀行に100万ドル以上の金融資産を預けている個人を対象にしている。顧客の資産運用と管理が主な業務であり、専属の金融アナリストや投資顧問がいて、原則として1対1で顧客に必要な知識・情報・アドバイスを提供する。同時に12の金融商品を用意し、顧客の投資活動のサポートも行う。
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中国国内には現在、100万ドル以上の資産を持つ「セレブ」が32万人にのぼる。また中国銀行に50万元(750万円)以上の金額を預けている大口預金者は70数万人で、その数も毎年20〜30%の割合で増え続けている。
このような富裕層をターゲットにした銀行は、欧米では古くから存在する。しかし中国では、ここ最近始まったばかり。中国銀行上層部は、中国経済発展のためにも個人銀行が大きく発展していくことが不可欠とみて、今後とも力を入れていく方針だ。(翻訳・編集/本郷智子)
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