Record China 2019年2月15日(金) 12時0分
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14日、海外のSNSで12日、中国と日本の艦艇が対峙していると見られる様子を映した動画が投稿され、環球網がその動画と記事を掲載した。資料写真。
2019年2月14日、海外のSNSで今月12日に中国と日本の艦艇が対峙(たいじ)していると見られる様子を撮影した動画が投稿され、環球網がその動画と記事を掲載した。記事は「動画は中国のネットユーザーが投稿したもの」と説明している。
記事はまず、「動画は近距離で撮影されたようだ。天気が良くなく、黒い雲が立ち込め、波も高い。カメラが上下に揺れているが、映像から中国側の船は海軍の『フリゲート艦05A型』であることがわかる」と伝えた。また、「撮影された時間や具体的な海域は不明だが、おそらく東シナ海、または西太平洋の海域だろう」と推測。そして、「中国の護衛艦の対面には日本の艦艇が見える」と伝えている。
記事は、日本側の艦艇についてその形状から海上自衛隊の「あきづき」型汎用(はんよう)護衛艦であると推測。その上で、「『あきづき』型護衛艦は近年日本で整備された新鋭の艦艇で、2010年に1番艦が進水し、これまで4隻が就役している。あきづき型護衛艦の排水量は満載6800トン、ESSM(艦対空ミサイル)の搭載数については、標準的にはMk.41VSLの8セル分、32発を搭載しているといわれている。対空重視型の護衛艦であるが、対潜・対艦・対地攻撃能力を持つなど、汎用性も高い。その任務は、弾道ミサイル防衛にあり、高高度を警戒するイージス艦を補完するため、中・低空域に侵入してくる敵を撃破すること」と紹介した。
記事はさらに「ネット上ではこの動画について『2月11日にスプラトリー諸島で米軍の2隻のイージス艦が中国側と対峙した時のもの』という見方もあるが、これは誤りである。日本の護衛艦に『イージスレーダー』が搭載されているのは明らかだが、外観は米軍のイージス艦とは似ていない」と伝えた。(翻訳・編集/和田)
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