中国ついに譲歩、北朝鮮への制裁強化に賛成票=国連安保理決議―中国メディア

Record China    2013年1月23日(水) 23時59分

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22日、国連の安全保障理事会で、北朝鮮制裁を強化する決議案が全会一致で採択された。これは北朝鮮が2012年12月に決行した事実上の弾道ミサイル発射を受けたもので、これまで反対の立場をとってきた中国がついに賛成に転じたということになる。写真は北朝鮮。

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2013年1月22日、国連の安全保障理事会で、北朝鮮制裁を強化する決議案が全会一致で採択された。これは北朝鮮が2012年12月に決行した事実上の弾道ミサイル発射を受けたもので、これまで反対の立場をとってきた中国がついに賛成に転じたということになる。なお、北朝鮮は即時これに反発し、核実験実施を示唆している。中国新聞社の報道。

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この決議は、今回の北朝鮮によるミサイル発射を非難し、弾道ミサイルや核兵器の開発活動の停止を求めるもの。別途、六カ国協議再開も呼びかけている。投票終了後、中国の李保東(リー・バオドン)国連大使は国内外メディアに向けて以下のような談話を発表した。「北朝鮮のミサイル発射に対する中国の立場は明確かつ一貫したものだ。しかし、安保理はこれに対し、慎重かつ適切な態度をもって朝鮮半島の平和と安定を守り、同半島の非核化推進へ働きかけるべきである。この原則にのっとって中国は安保理と建設的な協議を重ね、最終的には賛成票を投じるに至った」。さらに、対話をもって平和裏に問題を解決すべきと訴えている。

また、「当初の草案では、情勢緩和と外交にとって好ましくないものも含まれ、北朝鮮の経済と住民の生活を危険にさらすことが懸念された。協議を経て採択された決議からは、そのような要素は排除された」と、賛成の理由を語っている。強い内容の決議を求めるアメリカの姿勢に、中国がついに譲歩したようなかたちだ。(翻訳・編集/愛玉)

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