Record China 2019年2月13日(水) 11時30分
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中国外交部の華春瑩報道官は12日、同国の通信機器大手、ファーウェイ排除を呼び掛ける米国を「不公正、不道徳」との言葉で非難した。写真はメキシコ・シティ国際空港にあるファーウェイの広告。
中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は12日、同国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)排除を呼び掛ける米国を「不公正、不道徳」との言葉で非難した。
この日の定例記者会見で出た「ポンペオ米国務長官は外遊先のハンガリーで同国のシーヤールトー外務貿易相と共同記者会見を行った際、『ハンガリーがファーウェイの設備を導入すれば両国の協力に困難がもたらされる』と述べた。また、米国の駐欧州連合(EU)大使は先日、中国企業の設備の使用を認める国への制裁、報復リスクを公言した」との指摘に対するもので、華報道官はまず、ポンペオ氏に反論したシーヤールトー氏の態度を評価。「米国の一連の態度表明にわれわれは注意している」と述べた上で、「米国は余すところなく、手段を選ばず、さまざまな罪名と『中国脅威論』をでっち上げてきた。中国と他の国との関係への威嚇、挑発すらし、中国企業の正当な発展と協力の権利権益に圧力をかけている」と指摘した。
華報道官は「米国の行いは不公正、不道徳で、大国が持つべき風格がみじんもない」と断じ、各方面がイデオロギー上の偏見とゼロサムゲーム的思考を捨て去り、正常な相互利益などに向けた条件、環境を提供するよう求めた。(野谷)
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2019/2/12
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