中国サッカー協会の新責任者、日本サッカーに精通する人物―中国

Record China    2013年1月19日(土) 10時6分

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17日、新たに中国サッカー協会の責任者を張剣氏が務めることになった。張氏は北京大学で法律を専門に学び、国家体育総局政策法規司長を務めていた人物で、日本サッカーにも詳しい。写真は中国代表の試合。

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2013年1月17日、スポーツ専門のオンラインメディア・体壇網によると、中国サッカー協会の責任者で、中国サッカー界の改革を進めてきた韋迪(ウェイ・ディー)氏に代わって、新たに張剣(ジャン・ジエン)氏がその後を引き継いだ。張氏は北京大学で法律を専門に学び、国家体育総局政策法規司長を務めていた人物で、サッカー協会の海外視察に何度も加わった経歴を持つ。

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国家体育総局政策法規司では関連法規の草案作成のほか、スポーツ事業の発展計画の草案策定やスポーツ政策に関する提言などを行っていたとされ、中国法学会体育法学研究会の副会長・事務局長も務めている。また、2012年4月に行われた全国スポーツ政策法規計画会議では中国と日本のサッカーに関する報告も行っている。

その報告では、「数年間にわたるサッカーの調査研究で曖昧だった認識を整理することができた」とし、日本サッカーが近年特にレベルが上昇したことやその歴史について理解が深められたとしており、「我々は日本サッカーの精神を学び取り、科学的側面や秩序を重視していく必要がある」と指摘。「これまでの中国サッカー界は目標に逆行してきた」と見ているという。

また、サッカー関連の法整備を求める声が中国国内で出ているが、日本サッカーのレベルが向上したことは文科省が体系的な体育教育を主導していることと無関係ではないものの、日本のサッカー関係者が「サッカーの普及こそ日本サッカー協会の使命であり、学校教育でサッカーを特に重視した体育を行うように要請する必要はない」と語っていることを挙げ、中国でも単純な法整備の必要性はないとの見解を示している。(翻訳・編集/岡田)

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