Record China 2019年2月2日(土) 11時20分
拡大
2日、網易体育は、サッカー・アジアカップ決勝で日本がカタールに1-3で敗れ5回目の優勝を逃した原因について分析し、「日本は融通が利かなかった」との結論を下した。写真は日本―カタール戦。
2019年2月2日、網易体育は、サッカー・アジアカップ決勝で日本がカタールに1-3で敗れ5回目の優勝を逃した原因について分析し、「日本は融通が利かなかった」との結論を下した。
記事は「今大会における日本代表の攻撃体系は、フォワードの技術と動きに頼るという単一的なものだった。イラン戦では効果を十分発揮したが、カタールは日本のフィジカル的な弱さを突いて堅い守りを敷き、見事な防御を実現した」と伝えた。
そして、カタールを初の優勝に導いた一番の要因として、攻撃の起点を作り、今大会で数多くのゴールをアシストしたMFアクルム・アフィーフ、そして守りに積極的に参加する一方で攻撃でも優れた機動性とシュート力を見せる1トップのFWアルモエズ・アリのコンビネーションを挙げた。特にアフィーフを厳しくマークできず十分に仕事をさせてしまったことが、日本の戦術面での大きな敗因になったとしている。
さらに、日本は上背のあるMFブアーラム・フーヒーが負傷退場した後も、中盤を起点に攻撃を仕掛けたり、高いボールで空中戦を挑みカタール陣内を脅かしたりという動きがなかったとも指摘。後半に入ってコーナーキックや中央にパスを入れるチャンスを何度も得たが、カタールの堅い守りにシュートを打たせてもらえなかったと解説している。
一方、日本にも活路を見いだした時間はあったとし、左右に揺さぶる攻撃を仕掛けるようになったことでアリやアフィーフが守りに戻れないようにし、その隙をついて1点を返したと説明。しかし、カタールはFWアル=ハイドゥースに代わってMFカリム・ブディアフを起用し脇を固めたことで、日本は再び攻め手を失ってしまったと伝えた。
記事は「決勝戦は戦術面からみると、カタールが日本の主な攻撃の道を塞いだ一方で、日本はカタールの核となる攻撃体系を制限できなかった」とし、DF吉田麻也がハンドを取られカタールに3点目を献上するシーンがなかったとしても、日本は残りの時間で追いつき、逆転する可能性は低かったかもしれないと評している。(翻訳・編集/川尻)
この記事のコメントを見る
Record China
2019/2/1
2019/1/31
2019/1/30
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る