人民網日本語版 2019年2月2日(土) 5時10分
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米アップル社が29日に発表した同社の2019年度第1四半期(2018年度第4四半期に相当)の決算によると、携帯電話製品の中国における販売量が急速に減少したため、同期の携帯売上高は前年同期比15%減と大幅に減少した。写真はティム・クックCEO。
米アップル社が29日に発表した同社の2019年度第1四半期(2018年度第4四半期に相当)の決算によると、携帯電話製品の中国における販売量が急速に減少したため、同期の携帯売上高は前年同期比15%減と大幅に減少した。新華社が伝えた。
同決算によると、同期の携帯売上高は約520億ドルで、中国、日本、欧州の各市場では軒並み減少傾向をみせた。特に中国市場での減少ぶりが最も目を引き、前年同期比の減少幅は27%に達したという。
また同決算によると、同期のアップルの営業収入は843億ドルで同約5%減少し、利益はやや減少して200億ドルになった。同期は伝統的にショッピングシーズンにあたり、これまではずっとアップルにとって最も収入が生まれる四半期だった。
その一方で、同期のサービス事業の営業収入は109億ドルに達し、同19%増と大幅に増加、初めて100億ドルの大台を突破した。アップルの事業ラインの中で、サービス事業は携帯事業に次ぐ2番目の収入源になった。
今月初め、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は19年度第1四半期の業績予想を大幅に引き下げると発表し、アップル株価の大暴落を招いた。だが今回発表された決算をみると、営業収入と利益が減少したとはいえ、市場の予想よりは好調だったため、アップル株価は時間外取引で6%の大幅上昇となった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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