台湾の人気司会者を“封殺”!中国のテレビ界で理由不明の出演シーン全カット―台湾

Record China    2013年1月11日(金) 23時10分

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10日、台湾の人気司会者ツァイ・カンヨンが、中国の国家機関によるメディア統制措置により、出演シーンを全てカットされたことが明らかになった。

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2013年1月10日、台湾の人気司会者ツァイ・カンヨン(蔡康永)が、中国の国家機関によるメディア統制措置により、    出演シーンを全てカットされたことが明らかになった。Yes娯楽が伝えた。

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中国のメディアを統括する国家広播電影電視総局(広電総局)は昨年、バラエティ番組の放送内容などを規制する「限娯令」を発令。ここには香港や台湾のタレントに対する規制も含まれている。しかし内容は非常にあいまいで、はっきりとした線引きが存在しない。テレビ関係者にとっては、頭の痛い問題だ。

知的なユーモアを交えたトークが支持されている台湾の人気男性司会者ツァイ・カンヨンは昨年末、上海・東方衛星テレビのバラエティ番組にゲスト出演した。ところが同番組はすぐさま放送延期が決定し、ツァイ・カンヨンの出演シーンは全て削除されることに。局側の損害は300万元(約4300万円)以上にのぼるとされる。

広電総局は07年、ツァイ・カンヨンやジャッキー・ウー(呉宗憲)ら台湾の司会者に対し、「中国の番組で司会をしない」との規制を設けている。しかし、昨年から中国進出しているジャッキー・ウーはすでに冠番組を持ち、何のおとがめもなし。一方、既存の番組にゲスト出演しただけのツァイ・カンヨンがお咎めの対象になるのは大きな矛盾だ。彼のマネジャーは10日、「非常に遺憾だ。しかし発言権はテレビ局側にあるので、我々はコメントするつもりはない」と話している。(翻訳・編集/Mathilda

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