フライメディア 2019年1月29日(火) 20時20分
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上海土産の定番と言えば、すぐ思いうかぶのが、「大白兔[女乃]糖(ダァーバイトゥーナイタン)」というミルク味のキャラメル。上海市内のスーパー、コンビニ、観光地の土産店などには必ずおいてあるので、上海観光で目にしたことがあるかもしれない。
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地元でも“上海の味”として「大白兔(ダァーバイトゥー)」と親しみをこめて呼ばれていて、外国人観光客だけでなく、国内観光客にも人気が高い上海土産だ。ちなみに読んで字のごとく、“白兔”とは、“白うさぎ”のことを指す。
「大白兔」は、うさぎのロゴが入ったレトロな感じの包み紙が目印で、キャラメル自体はオブラートに包まれている。口に入れると、あまくて濃厚なミルク味が広がる。昔懐かしい味には、子どもだけでなく、お年寄りまで幅広い層に人気があり、熱烈なファンも多い。
この「大白兔」が1959年より販売され、今年60周年ということで、そのポップアップストアが上海のLuOne凱徳晶萃広場というショッピングモール内に登場した。このポップアップストアは今後、全国各都市をまわる予定で、上海では2月28日まで「LuOne×大白兔60周年展」として開催されている。
ポップアップストアでは、UFOキャッチャーをはじめとする気軽に参加できるゲームやDIYイベントなども設置され、ショッピングモール内を通行する人の注目を集めている。もちろんSNS映えする撮影スポットもある。
ストアではおなじみの「大白兔」キャラメルのほか、クリアファイル、マグネットなどの文具をはじめ、クッションなどの雑貨も販売されていて、若者や家族連れでにぎわっていた。とくに、昨年SNSでも話題となった、入手困難な「大白兎」ミルクキャラメル味のリップクリームもあり、若い女性を中心にまとめ買いをしている姿が目立った。リップクリームは39元(約663円)。また、ストアに隣接して「大白兔」の包装紙の移り変わりやロゴなど歴史についての展示エリアもある。(提供/フライメディア)
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