韓国を訪れる中国人観光客が再び増え始めたが、免税店に客が戻らない理由―中国メディア

Record China    2019年2月9日(土) 15時10分

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中国メディアの捜狐は7日、韓国を訪れる中国人観光客の数が再び増え始める一方で、免税店など韓国の商業者は「笑えない状況である」と報じた。写真はソウル。

中国メディアの捜狐は2019年2月7日、韓国を訪れる中国人観光客の数が再び増え始める一方で、免税店など韓国の商業者は「笑えない状況である」と報じた。

記事は「多くの中国人観光客が韓国に行く目的について、8割ぐらいの人がショッピングと答えるかもしれない。しかし実はそれだけではない。韓国には済州島をはじめとする多くの観光スポットがあるほか、韓国グルメも試してみる価値がある」とした。

その上で「実際、韓国を訪れる中国人は免税店に足を運ぶ。それは化粧品などが世界的に有名だからだ。ただ現在、韓国の免税店には中国人観光客の姿はあまり見られず、韓国の商業関係者は喜べない状況にある」と伝えた。

記事は理由として「韓国の免税店人気を支えていたのは、個人輸入代行業者たちだった。彼らは頻繁に韓国を訪れ、中国から入った注文に基づき免税店の商品を買いあさり、それを販売することで利潤を得ていた。しかし、中国の税関当局が個人輸入代行対して厳しい政策を取るようになってから、韓国の免税店にあまり客が入らなくなった」と説明した。

記事は、現在中国の観光客は韓国の免税店に対してそこまで興味を持っていないとし、再び中国人観光客の心をつかむのはとても難しいかもしれないとの見解を示した。(翻訳・編集/川尻

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