2013年1月4日、ドラマ「エデンの東」で知られる韓国人女優イ・ダヘが、突然降板した中国映画の製作側に損害賠償を求めて訴えられていることが明らかになった。人民日報（電子版）が伝えた。

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中国メディアの報道によると、問題が発生したのはイ・ダヘが正式にオファーを受けた中国映画「檸檬」でのこと。昨年5月、出演料3億ウォン（約2500万円）で契約を交わしていた。なお契約時に、半分の1億5000万ウォン（約1200万円）が支払われている。しかし翌月、上海国際映画祭での宣伝活動にはスケジュールが合わないことを理由に欠席。それから間もなく、イ・ダヘ側が降板を申し入れてきたという。

映画「檸檬」は、中国人男性と韓国人女性のラブロマンス作品。イ・ダヘの相手役には、成熟した男性の魅力が人気の俳優ウー・ショウポー（呉秀波）が決まっていた。しかしイ・ダヘは降板理由として、彼が老けすぎているので「愛を交わす演技は無理」と語っているという。

イ・ダヘの降板に伴い撤退したスポンサーもあり、損害額は2000万元（約2億8000万円）以上に。イ・ダヘに支払った出演料の半額は戻ってきたが、残りをなかなか返してこないことに業を煮やした映画製作側が損害賠償を訴え、訴訟に発展した。中国メディアによると、今月中にも何らかの結果が見られるはずだという。（翻訳・編集/Mathilda）