Record China 2013年1月3日(木) 13時10分
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31日、環球時報(電子版)によると、米戦略国際問題研究所(CSIS)高級顧問のボニー・グレイサー氏は、 周辺海域での主権問題で、中国は強硬姿勢を継続して他国の挑発に強烈に反応し、新たな情勢を形成する狙いがあると指摘した。写真は中国初の空母遼寧号。
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2012年12月31日、環球時報(電子版)によると、米シンクタンクの米戦略国際問題研究所(CSIS)高級顧問のボニー・グレイサー氏はこのほど発表した研究報告で、 尖閣諸島(中国名・釣魚島)など周辺海域での主権問題で、中国は強硬姿勢を継続して他国の挑発に強烈に反応し、新たな情勢を形成する狙いがあると指摘した。
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中国が主権問題で強硬姿勢を貫く根拠として、同氏は以下の5点を挙げた。
(1)インターネット上などの国内世論が、領土防衛を強く求める声を無視できなくなった。
(2)他国が“先に手を出す”を打つのを待ち、領有権問題の平和解決を目指す「南シナ海行動宣言」違反だと批判。逆に自国の領土を主張する意図がある。
(3)他国の挑戦を中国は領土主張の機会として利用する。尖閣問題では日本が先に何らかの行動に出るのを待っている。
(4)大型巡視船の投入など監視能力が向上している
(5)中国はアメとムチを使い分け、隣国を“教え諭す”だろう。摩擦と緊張をある程度我慢した上で、経済的な手段で脅しにかかる。(翻訳・編集/AA)
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