インターネット実名制の新法案施行、検閲強化とネットユーザーは反発―中国

Record China    2012年12月29日(土) 12時45分

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28日、中国全国人民代表大会常務委員会は「ネット情報保護の強化に関する決定」を決議、同日より発効した。中国のネットユーザーの多くは強く反発している。

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2012年12月28日、中国全国人民代表大会常務委員会は「ネット情報保護の強化に関する決定」を決議、同日より発効した。BBC中国語が伝えた。

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この法律は基本的にはプロバイダーなどネット事業者が適切に個人情報を管理するように求めるもの。しかし「ユーザーが違法な情報を送信した場合にはプロバイダーは削除し、当局に報告すること」「インターネット、固定電話、携帯電話の提供にはユーザーの真実の身分情報の提供が必要」という条項にネットユーザーが反発、インターネット実名制だと批判している。

新聞や雑誌などの既存メディアが強力に規制されている中国では、ネットに自由な情報を求める人も少なくない。ネットにも規制、検閲はあるが、今回の新法案は自由をさらに制限するものとして警戒する人が多い。(翻訳・編集/KT)

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