Record China 2019年1月16日(水) 19時50分
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16日、中国メディアの観察者網は、中国の消費者が1本6万元(約100万円)以上もする日本の植木を「爆買い」していると報じた。写真は日本庭園。
2019年1月16日、中国メディアの観察者網は、中国の消費者が1本6万元(約100万円)以上もする日本の植木を「爆買い」していると報じた。
日本経済新聞の中国語版サイトの報道を引用して伝えたもので、欧米向けに人気の小型の盆栽ではなく、1本100万円を超える大型の植木が中国などアジア新興国に輸出されている。中国などアジアでは富裕層が郊外に別荘を建て、観賞用の庭木を植えるのがはやりといい、財務省の貿易統計によると、2018年1~9月は盆栽や庭木を含めた植木の輸出総額は88億円だった。最も出荷が多いのは中国で、17年までの5年間で3.5倍に増えた。日本有数の庭木産地、八日市場植木組合(千葉県匝瑳市)の萩原幸雄組合長によると、輸出向けは産地価格で100万~200万円が中心で、樹齢が100年を超える大きな木が多い。日本国内で出回る庭木の価格帯は5万円以下がほとんどで、桁違いの価格で中国などのアジア新興国へ輸出されていくという。
この記事について、中国のネットユーザーからは「日本の植木は本当に美しい。中国にはそれほど美しいものはない。中国の消費者はその良さをよく分かっている」という声が上がっていた。
一方で、「蘇州に行けば美しい庭木や盆栽はたくさんある。日本産に決して劣るものではない」「金が増えれば増えるほど人は愚かになる」など海外産の「爆買い」に否定的な声も見られた。(翻訳・編集/柳川)
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