韓国スポーツ界で衝撃の告発相次ぐ、今度は「テコンドー協会元役員が中学生に性的暴行」

Record China    2019年1月17日(木) 7時10分

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16日、韓国・東亜日報によると、性的被害を告発する「Me Too」運動が広がる韓国スポーツ界で、今度は「テコンドー協会の元役員が弟子に性的暴行を加えた」との疑惑が浮上した。資料写真。

2019年1月16日、韓国・東亜日報によると、性的被害を告発する「Me Too」運動が広がる韓国スポーツ界で、今度は「テコンドー協会の元役員が弟子に性的暴行を加えた」との疑惑が浮上した。

テコンドー協会の元役員Aさんが運営していたテコンドー教室に通っていたイ・ジヘさんは15日、韓国メディアのインタビューに「小学6年生だった1998年から2002年まで、Aさんから暴力と性暴力を受けた」と告白した。イさんによると、当時同じ教室に通っていた生徒の多くが被害に遭い、「中学生の時から数十回にわたり性的暴行を受けた」と主張している人も3人いるという。

イさんは当時の状況について「主な犯行場所は送迎車の中だった。家の場所に関係なくその日最後に降りる生徒が決められ、近くの山の中に連れて行かれた」と説明したという。また「20年近く経った今もAさんに似た人を見るとぞっとする。夜遅くにごみ袋を見て、(Aさんと勘違いし)その場に座り込んだこともある」と語った。被害を告発した理由については「Me Too運動を見て勇気が出た」と明かした。イさんは昨年、他の15人の被害者とともに裁判所に告訴状を提出したという。

韓国スポーツ界では最近、スピードスケートのショートトラック女子韓国代表のシム・ソクヒが2014年から常習的に性的暴行を受けた」としてチョ・ジェボム前代表コーチを告訴するなど、「Me Too」運動が広がっている。しかし記事によると、大韓体育会は「形式的な対応」を続けている。大韓体育会長は「自浄機能を果たせなかった」として国民に謝罪したものの、今後については「性犯罪が発生したら、外部の女性機関などから罪の軽重について報告を受ける。その後の懲戒については、大韓体育会が自主的に決定する」と明らかにしたという。

これについて、韓国のネットユーザーからは「信じられない。こんな状況では子どもにスポーツを習わせられない」「この国はどうなっている?」「生徒たちを何だと思っているんだ?」など不安の声が相次いでいる。

また「未成年に対する性犯罪は厳しく処罰するべき。最低でも無期懲役だ」「金メダルなんていらない。体育エリート育成のための協会を全て解体しよう」「懲戒は自主的に決定?。また罪を隠そうとしている証拠だ。検察による捜査と厳しい処罰が必要」「被害者ではなく加害者の名前を出すべき。そうすれば再発防止につながる」などの訴えも続々と寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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