BRIDGE 2019年1月17日(木) 13時20分
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中国旅遊研究院がこのほど発表したレポートによると、中国人観光客が2018年に訪れた国は157カ国に上った。イメージ写真。
中国旅遊研究院がこのほど発表したレポートによると、中国人観光客が2018年に訪れた国は157カ国に上った。同レポートは「南極を訪れる5人に1人は中国人」とも指摘している。
レポートは、中国が掲げる巨大経済圏構想「一帯一路」の進展や各国のビザ政策緩和、渡航先の買い物環境や旅行環境の改善などが遠方に向かう観光客を増やしたと説明。「18年は157カ国で中国人観光客の足跡が見られた」とし、新たな旅行先の発掘が進んでいる点にも言及した。
南極旅行に関しては、「18―19年の観光シーズンは1万人の中国人が訪れる見通し」と述べ、「南極を訪れる5人に1人は中国人。中国は南極旅行における『超大国』となった」と紹介。また、「中国人観光客の誘致拡大を目指す各国で中国語サービスの拡充や、中国人になじみ深い決済方法の導入が進んでいる」と受け入れ側について説明する他、「グルメ、自然、アウトドア・アクティビティー、避暑・避寒、医療サービスなどその土地ならではの体験への関心が高まっている」「買い物が占めるウエートが減り、購入商品は日用品へと変化した。文化的なニーズが高まり、18年の国慶節シーズンは博物館や美術館が人気を集めた」「オーダーメード旅行が急成長している」など、観光客側の特徴についても指摘した。
同研究院は19年の旅行市場について、「観光客が求めるものは『美しい風景』から『素晴らしい生活』に変化しつつある。文化と旅行の融合は今後さらに深まる」との見方を示している。(提供/Bridge・編集/Yamaguchi)
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