Record China 2007年3月27日(火) 14時26分
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2007年3月26日、黒龍江省ハルピン市では「空中タクシー」が話題になっていた。ハルピン飛龍航空は所有する小型飛行機とヘリコプターを、個人客へ提供。費用は高額だが、まだ一般的ではないその移動手段に価値を感じ、評価する客は多いという。
2007年3月26日、黒龍江省ハルピン市では「空中タクシー」が話題になっているという。
黒龍江省初めての「空中タクシー」利用客は、ハルピン市内で会社を経営する張(ジャン)さんだった。友人が主催するビジネスイベントに出席するため、1台のヘリコプターをチャーターし、ハルピン市から牡丹江市へ向かった張さん。その時の費用は6万元(約90万円)と高額だったが、「大切な友人のビジネスイベントに“サプライズ・ゲスト”として登場できた。貴重なサプライズ感を与えたその価値は、払った額と比較して高くはない」と語っている。
ハルピン飛龍航空によると、個人が飛行機やヘリコプターをチャーターする場合、様々な手続きが必要で、遅くても5日前には申請が必要だという。この飛龍航空は所有3機種を個人客へ提供、19人乗りの小型機・Y−12が1時間あたり2万元(約30万円)、8人乗りヘリコプター・Z−9Aが1時間あたり2万元(約30万円)、5人乗りヘリコプター・AS350B2が1時間あたり1.5万元(約22.5万円)という設定で、素早く対応できる。結婚式などの各イベント向けに、機体の色やデザインを変えるサービスも展開しているという。
2007年1月より、この個人チャーターサービスを始めた飛龍航空だが、すでに多くの問い合わせがあり、好評ということだ。特に、結婚プランニング会社からの問い合わせが多く、「空中結婚式」の企画もあがっているという。今後ますます人気の出るサービスになるのかもしれない。(翻訳・高口康太/編集・饒波貴子)
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