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「羊貴妃」と「牛魔王」に直撃される中国の庶民=価格高騰続く、豚コレラの影響も

Record China    2019年1月14日(月) 7時0分

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中国メディアの中国新聞社は2019年1月12日付で、「“羊貴妃”は立ち去らず、今度は“牛魔王”がやってきた?」と題する記事を掲載した。庶民は羊肉と牛肉の価格高騰に直面しているという。

中国メディアの中国新聞社は2019年1月12日付で、「“羊貴妃”は立ち去らず、今度は“牛魔王”がやってきた?」と題する記事を掲載した。「羊貴妃」は、唐代・玄宗皇帝に愛されたことで有名な楊貴妃(ヤン・グイフェイ)と同音。ちなみに中国語の「貴」は日常用語として価格が高いことをあらわす。「牛魔王」は西遊記などに登場する妖怪の名。記事は、羊肉や牛肉の価格高騰を紹介し、中国で発生している豚コレラの影響もあると指摘した。

羊肉については2018年になってから価格上昇が始まっており、スーパーでの小売価格が2月には1キログラム当たり46~48元(約738~770円)、8月には52~54元(約835~867円)、11月には60元(約963円)前後になったと報じられていた。

牛肉についても、値上がりが目立つようになった。中国政府・農業農村部によると、牛肉の卸売価格は1月3日まで5週間連続で上昇した後、1月4~10日までは若干の下落傾向を見せたものの、前年同期と比べて高い水準が続いている。専門家によると、これから春節(旧正月、2019年は2月5日)を迎えるので、価格は再び上昇する見通しという。

牛肉などの価格上昇は、鍋料理によく使われている食材であることも関係している。毎年、気温が下がることにともない鍋料理を食べることが多くなり、需要が増して価格は上昇することになるという。

記事はそれ以外に、2018年8月以来、中国各地でアフリカ豚コレラが発生している影響があると指摘。アフリカ豚コレラや豚コレラは豚やイノシシに特有の病気で人には感染しないが、それでも豚肉を食べることを控える消費者がおり、その他の肉に切り替えたので、牛肉などへの需要がさらに高まり、価格上昇の要因になっているという。

個別の要因以外にも、肉類価格の上昇の大きな背景には、中国人の肉消費量が増加してきたことがある。中国メディアの新京報は、2018年10月26日付記事で、中国人1人の1日当たりの食肉消費量は1961年には20グラムだったが2011年には254グラムと、50年間で約13倍になったと紹介。同時点で、中国の食肉消費量は全世界の28%を占め、中国人1人当たりの食肉消費量は年間62キログラムで、全世界の平均値の2倍になったという。

なお、2010年を過ぎると、中国でも「菜食主義者」の増加が目立つようになり、豚肉消費量は2016年を境にやや減少傾向を示すようになった。ただし、牛肉や鶏肉は増加傾向が続いている。

中国新聞社記事は、一般庶民の食肉消費構造は今後も変化しくことで、今後も牛肉や豚肉の消費量はさらに増えると予測。牛肉価格についても、「無制限に上昇」することはないにしても、上昇傾向は続くとの見方を紹介した。(翻訳・編集/如月隼人

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