2019年1月11日、巨額脱税が話題になったファン・ビンビン（范冰冰）が、ゲラン（Guerlain）社の広告写真から姿を消し、さらに拘置が続いている男性マネジャーの今後が注目されるなど、事件の余波は続いている。

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化粧品ブランドのゲラン社はこれまで、人気と影響力を兼ね備えたファン・ビンビンをイメージキャラクターに起用してきた。しかし、このほど公開された旧正月用の最新ポスターおよび宣伝動画からは、ファン・ビンビンの姿が消滅。代わって登場したのが、昨年大ヒットした時代劇ドラマ「瓔珞＜エイラク＞～紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃～」のヒロイン役でブレークした女優ウー・ジンイエン（呉謹言）を含むメーンキャスト4人で、華やかな競演が話題をさらっている。

巨額脱税が明るみになった後、8億8400万元（約147億円）の罰金と追徴課税金の納付を命じられたファン・ビンビンだが、同じく公安局に身柄を拘束された男性マネジャーは、現在も北京市内の招待所に拘置されたままとなっている。台湾の週刊誌「壹週刊」によると、同マネジャーは財務資料を焼却するなど悪質な行為があり、少なくとも今後1カ月は拘置が続くほか、科せられる罰金と追徴課税金もファン・ビンビンのケースを大きく上回る金額が見込まれるという。（翻訳・編集/Mathilda）