環球網 2019年1月9日(水) 22時40分
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中国が自主的に研究開発したグローバル・測位システム「北斗」の建設が終わり、世界に向けたサービスが先月27日にスタートした。資料写真。
中国が自主的に研究開発したグローバル・測位システム「北斗」の建設が終わり、世界に向けたサービスが先月27日にスタートした。
日本経済新聞は、1994年に軍用防空システムとして「北斗」の開発が始まったことを紹介。最初の衛星が2000年に打ち上げられたことや、11年に民間に開放されたこと、12年には中国と太平洋地区を対象に測位情報を提供し始めたことなどを伝えた。
中国は、「北斗」を世界的なハイテク産業のプラットフォームとすることを目標にしている。中国衛星測位システム管理弁公室の冉承其主任によると、「北斗」は中国が自主的に研究開発した技術を採用しており、特許申請数は5万4000件に上る。同主任はまた、主に船舶や公共交通機関に向けてサービスを提供すると説明した。
現在、ファーウェイ、小米(シャオミ)、OPPOなど中国製携帯電話は「北斗」の測位サービスを採用している。ただ、実際は中国の様々な測位サービスが依然として米国のGPSを利用していると考えられている。「北斗」がユーザーの十分な信頼をまだ得ていないことは、今後直面する課題ともなった。
測位の精確度について、「北斗」はアジア太平洋地域で5メートル、世界では10メートルとされている。米国やロシアの測位サービスと比べると、「北斗」は簡単な文字処理と位置情報などの機能において優れている。今後、「北斗」の精確度を更に向上させるために、中国は12基の衛星を打ち上げる予定だという。(提供/環球網・編集/黄テイ)
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