Record China 2012年12月21日(金) 21時0分
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19日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国汚職官僚の“大地主”ぶりについて取り上げた。習近平体制発足後、多くの官僚が失脚しているが、大量の不動産を所有していることが明らかになっている。写真は江蘇省無錫市。
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2012年12月19日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国汚職官僚の“大地主”ぶりについて取り上げた。
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夜、中国の高級マンション街を訪ねると不思議な現象に出会う。窓を見てもまばらにしか明かりがついていないのだ。ほとんどの部屋が内装もされないまま放置されている。中国において不動産はなによりも信頼でき投資価値が高い商品。どれだけ政府が不動産価格の引き締め政策を導入しても、中国不動産市場はいまだに堅調なままだ。
こうした状況で汚職官僚も大量の不動産を購入している。習近平(シー・ジンピン)体制発足以来、多くの汚職官僚が摘発されたが、彼らの持つ財産が注目を集めた。最初に注目されたのは広州市都市管理局の政治委員・蔡彬(ツァイ・ビン)氏。家族名義も合わせると、計22件もの不動産を所有していることが明らかになった。
その後も汚職官僚が次々摘発され、その資産が注目を集めている。汚職官僚たちが不動産投資に熱心なのは、なにも市場の先行きを楽観視しているだけではない。地方の官僚たちはマネーロンダリングの手段に乏しく、大都市の不動産を買うしかないのだ。田舎でマンションを大量に買いあされば目立ってしまうが、大都市ならば汚職官僚もごまんといるため、何軒購入しようが目を引くことはないのだから。(翻訳・編集/KT)
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