中国の年金積立金、対GDP比はわずか2%=日本は25%―中国メディア

Record China    2012年12月19日(水) 10時48分

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17日、中国・北京市で「中国年金発展報告2012」が発表された。全国社保基金理事会の戴相龍理事長は、「中国の年金積立規模の対GDP比は極端に低く、2%にしか達していない」と指摘した。写真は江西省南昌市の公園でくつろぐ年配の方。

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2012年12月17日、中国・北京市で「中国年金発展報告2012」が発表された。全国社保基金理事会の戴相龍(ダイ・シアンロン)理事長は、同報告書の発表式に出席した際に、「中国の年金積立規模の対GDP比は極端に低く、2%にしか達していない」と指摘した。中国新聞網が伝えた。

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戴理事長はスピーチの中で、「年金積立の対GDP比が最も高いノルウェーは約83%に達し、日本は25%、米国は15%となっているが、中国は2%のみだ。公共年金・補充年金・個人の貯蓄を加えた場合、米国は2011年に17兆9000万ドル(約1426兆円)に達し、同年のGDPの15兆ドル(約1258兆円)を上回った」と語った。

戴理事長は、「この数値は、国の財政システムの健康状態、国民の世代間の問題を反映する非常に重要な指標である。中国はこの指標を軽視しているが、今後の科学発展を実現する上で、これが重要になる」と話した。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山)

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