2012年12月17日、環球時報によると、中東カタールの国際メディア「アルジャジーラ」ウェブサイトは14日、かつて中国を代表した標語「為人民服務」（人民に奉仕せよ）をもじった「為富人服務」（金持ちに奉仕せよ）と題した記事を掲載した。中国で執事ビジネスが急速に成長しているという。

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中国で富豪が高級車や邸宅を購入し、大金をなげうって子供を海外へ留学させるようになっていることを知って、あるスイス人は中国の富豪を相手にした執事ビジネスで容易に成功できると確信した。現在、四川省成都市で執事に関する講座を開設し、いずれ中国の富豪を相手にした執事になる20人の中国人にレクチャーを行っている。

中国の名家には古くから伝統的な執事がいたが、現代の富豪は多くが万事「欧米流」を好む傾向が強く、執事についても同様となっている。欧米の執事本人は中国語が話せないことから、中国人執事を育成するビジネスが成長しており、欧米の執事育成学校が中国に分校を設立するようになっている。（翻訳・編集/岡田）